親愛なる技能実習生の皆様へ
こんにちは!
「穀雨(こくう)が過ぎて寒気が尽き、世の中には芳菲天がやってきました」。暖かくなったり、寒くなったりしている初春が過ぎ、うららかな真夏が訪れました。この特別な時期に、まず日本にいる皆さんに言いたいのは、「ご健康と平安は何よりのことで、ぜひご留意ください」!
庚子年始を思うと、とてもつらいです。万家団欒のはずの暖かい時ですが、コロナウィルスが爆発したために、人々は心がびくびくしていました。古来、天災と人災は、往々にして最も深い教訓であり、これらの災難こそ、多くの人生の真の意味を悟らせてくれました。今に至るまで、コロナウィルス肺炎の流行は全世界で数ヵ月にわたって暴虐されました。人と人の交流を奪って、家族との間の親密さを奪い、光り輝く太陽と新鮮な空気を奪い、更に多くの人の貴重な命を奪ってしまいました。現実はあまりにも残酷で、それは私達に頭からの打撃を与えました。
疫病は、私たちに多くの人生道理を理解させてくれました。
人生は生きていて、放すことができないことは何もありません。放すことをマスターしてこそ、もっと良い前進ができるのでしょう!
皆さんは普段の仕事と生活の中で、きっと多くの挫折と失败に出会うのでしょう。疫病は、平常心を保つことの大切さを教えてくれました。手放せない問題もなく、忘れられない葛藤もありません。生死の前には、恩仇はすべて目を通すようなもので、心の中に入れなくてもいいです。他人を苦しめても、自分を引きずります。
心を平(だい)らにして、すべてが一番いい手配であります。
疫病は世界経済のチェーンを遮断し、多くの工場を倒産させました。人々が流浪し、国の赤字が累々としています。私たちは異国にいますが、失業に困らなくてもいいし、生活に大きな打撃を受ける必要もないです。皆さんはほとんど疫病の影響を受けなく、相変わらず仕事をしていることを知って、ほっとしました。皆さんの中の少し影響を受けている方のために、私たちはすぐに日本語無料通信教育コースを開設しました。今回の短い休みを通じて、日本語をしっかりマスターしてほしいと思います。これは古い話が言われた「損して得取れ」であるかもしれません。寒い冬が過ぎないということはなく、春が来ないということもないです。歳月は最高の証人になり、今日はどのような努力をすれば、未来はきっとどんな収穫があると信じています。
歳月が静かなのは、私たちのために重い荷物を背負って前に行く人がいるからです。
バーキン氏は「私たちの祖国は人間の楽園ではないが、一人一人が人間の楽園にする責任がある」と言ったように、疫病は、「人類運命共同体」の重要性をいっそう実感させてくれました。災難の前で、私達は心を静めて、改めてこの世界を見て「私達はどのように身を処すればいいのか?どんな人になるべきか?この時代で一番可愛い人は誰か?」、心の底の魂を聞いてみましょう!疫病が一日早く取り除かれるために,各国の人民は一丸となって、日夜耐えずコロナウィルスと抵抗しました。世界を救(すく)うために、大事じゃない命もないのに、すべてを投げ出す人がいます、心配しない家族がいないのに、苦しみを我慢する人がいます!私達は「報酬にこだわらないで、生死に関わらず」という各国の逆行者達に感謝すべき、私達のために防疫堤、健康な万里長城を築きました。彼らが私たちに二度目の命をくれたことに感謝し、私たちに心に刻まれた思い出を与えたことにも感謝致したいと思います。
家は一番小さい国で、国は千万家で、家があっての国、国があっての家です。
南宋の詩人の陸遊氏は、「地位は低いが、国事を心配することは一度も忘れたことがない」と言ったようで、愛国は広義の概念であり、抽象的で空虚な語彙ではなく、足下のあらゆる土地を深く愛し、この広大で平和な世界を深く愛し、この美しい世間を深く愛していることです。
疫病は残酷でありながらも、各国の人々になんとか、全力を尽くしてそれらの国民を救っている自分の偉大な祖国を見せました。ここで、私が特に言いたいのは、皆さんと密接な関係にある日本です。ちょうど世界中が減給やリストラ、操業停止のために悩んでいるところ、日本政府は続けざまに複数の対策を打ち出しました。まず、コロナウィルス感染患者に対して、国籍問わず、公費医療を与えました、そして疫病の影響を受けて失業した外国人技能実習生に業種をまたいで再就職する機会を与え、短期間で帰国できない満期帰国者にも「特定活動」ビザを与えました。さらに感動したのは、「コロナウィルス感染症緊急経済対策」として、住民票を持つすべての国民に、在留期間3ヶ月以上の外国人も含めて、10万円の特別給付金を支給することです、これは私たちにもう一度日本という国を見直させました。皆さんは御存知のでしょうか?今回の給付金事業は12兆7,344億円の多さだと私たちは日本政府の公式サイトで知りました。このような前例のない天文数字は、どの国にとってもほとんど不可能であると思いますが、日本は可能になりました。日本の総合国力を見せてくれたことだけでなく、日本政府がこの抗疫戦争に打ち勝つ決心と日本社会の平等、日本人の良さ、愛を感じさせました。もちろん、これも私達のまだ出国していない後輩たちを安心させて、近い将来日本へ行くことは間違いありません。
今世この時、すべてを大切にしましょう。
人生が行き来しても,誰でも明日のことを知るわけがないです。限りある生命の中で、私達はしっかりと時間の砂時計を捉えて、私達の愛したことを愛して、私達の行きたいところに行って、私達の価値があると思う事をして、やっとこの世に申し訳が立つことができて、自分に残念な思いを残しません。この疫病の百害に一利があるということは、私たちをもっと警醒させ、命の重さをもっと理解させ、目の前を大切にすることにもなります。最近、10万円の給付金を受け取った実習生から連絡がありました。彼らたちは一番早く五環にこのいいニュースを伝えてくれて、日本政府、組合、会社の皆様へのご配慮と御温情に報いるために、引き続き頑張りますとの意も表しました。私たちはこの話を聞いたら心から喜んでいます。中国は「一滴の水のような恩にも、涌き出る泉のような大きさでこれに报いる」という民族で、私は皆さんがきっと恩を知って報いることができることを信じており、水を飲もうする時に、井戸を掘ってくれる人を忘れず、私達の民族精神を海外で光彩を放ちさせましょう!ここでは、10万円の給付金申請について、皆さんに一言を申し上げたいと思います。各都市、道、府、県の実情が違っていることで、申請と発給の時間が其々違うかもしれません。私達は必ず組合様と企業様のご指導の下で、ルールに従って手続きを出しましょう。待つ時間が長いかもしれませんが、すこし我慢してください。
桜が散りましたが、ライラックが日に日に咲き始めています。目標に達する前に、一人一人が長い道を歩む必要があります。途中まで歩くのは一番難しいであり、もうたくさん努力を払ったのに、依然として終わりが見えないからです。この時、私達はただ落ち着いて歩くしかなく、美しい生活は遠くない先に私達を待っていることを固く信じております。一緒に頑張りましょう!
疫病が早く収束し、患者が早く回復し、亡くなった魂が慰められますように、
すべての人が願いを叶えてくれることと私を愛する人と私の愛する人は一生平安であるように、
疫病感染状況が皆様にもたらした警告を心に銘記し、成長を加速させますように、心より祈念致しております。
疫病に当たった今、皆さんはどこにいても、五環は技能実習生の皆さんのご健康とご多幸を心からお祈り申し上げます。
防護の心温まる小ヒント:
1.人が密集しているところに行かないで、室内は常に風を通して、外出したら必ずマスクをかけ、帰って来てまめに手を洗いましょう。
2.「報連相」を厳格に実施し、会社のルールに従ってしっかりと体温を測ったり、日常消毒や、殺菌を行ったりしておこう。
大連五環国際労務合作有限公司
大連金普新区五環文化培訓学校
総経理 李 群 及び社員全体
2020年 5 月 21 日